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神仏や霊魂は虚数に似る

神や仏や魂や 霊や心は人間の 想像力の産物だ。 しかしそれらは真実だ。 それらが人の文明と 文化を創り育んだ。 現実よりも空想が 時に我らの役に立つ。 例を挙げれば二乗して マイナス一になる数は 人の単なる空想だ。 けれどもそれは数学の 世界を広げ深くした。 神や仏や魂や 霊や心は数学の 虚数に当たる存在だ。 つまりそれらは人々を 深い真理に導いて 多くの幸をもたらした。 それらをただの空想と 侮る人はばかだろう。 現実よりも空想が 真理に近いこともある。 |次:  写真は報道で絵画は芸術だ |前:  人は世界を二つ持つ |English: Souls Are Unreal but Important

人は世界を二つ持つ

人は世界を二つ持つ、 一つは他の人々と 自分が共に持つ世界、 一つはそれと反対に 自分独りが持つ世界。 前者の数は一つだが 後者の数はたくさんだ。 そして両者はお互いに 影響し合う関係だ。 他の人々の考えは 自分のものになりうるし 自分独りの考えは 他の人々を動かせる。 そして両者のどちらかが 真実ということはない。 自分独りが見る世界、 人と一緒に見る世界、 その両方が真実だ。 |次:  神仏や霊魂は虚数に似る |前:  信じる人は昇り疑う人は落ちる |English:  You Have Two Worlds

信じる人は昇り疑う人は落ちる

信じる者は自らを 信じるために勇敢だ。 疑う者は自らを 疑うために臆病だ。 信じる者は他の人を 信じるために親切だ。 疑う者は他の人を 疑うために冷淡だ。 信じる者は将来を 信じるために夢がある。 疑う者は将来を 疑うために夢がない。 信じる者は神または 仏の前で手を合わす。 疑う者は神または 仏の前で唾を吐く。 信じる者は天に行く。 勇気があって親切で 夢と希望を持っていて 信心深い人間は 天に行くのが当然だ。 疑う者は地に落ちる。 勇気がなくて冷淡で 夢と希望を捨てていて 畏れを知らぬ人間は 地に落ちるのが当然だ。 |次:  人は世界を二つ持つ |前:  五感を超えたものが大事だ |English:  Believe, and You'll Be Good

五感を超えたものが大事だ

形を持たず色がなく 五感だけでは分からない ものをなかなか人間は 信じようとはしないのか。 私はそうは思わない。 人は意外にあっさりと そういうものを信じ込む。 例えば愛というものを 人は信じているはずだ。 例えば知恵というものを 人は信じているはずだ。 例えば徳というものを 人は信じているはずだ。 それらは単に信じると いうだけでなくそれらこそ 五感で分かる物よりも 大事にすべきものなのだ。 例えば霊というものを 人は大事にするべきだ。 例えば神というものを 人は大事にするべきだ。 五感を超えたものをこそ 人は大事にするべきだ。 五感で分かる物だけで 生きているのは人でない。 |次:  信じる人は昇り疑う人は落ちる |前:  僕は心の美しい女性を好む |English:  You Believe in God and Spirit

僕は心の美しい女性を好む

僕は心の美しい 女性をとても好みます。 顔や体の美しい 女性は年に敗れます。 体にしわはできるけど 心にしわはできません。 僕は女性をいつまでも 愛し続けるつもりです。 だから心の美しい 女性を僕は好みます。 |次:  五感を超えたものが大事だ |前:  脳死は人の死ではない |English:  I'll Always Wanna Love a Woman

脳死は人の死ではない

脳死は人の死ではない。 なぜなら脳が死んだとき 他の多くの細胞は まだ生きていて細胞が 生きているのに人間は 死んでいるとか言うことは 矛盾に満ちているからだ。 これに対して脈搏と 呼吸が止まり瞳孔に 光を当てて反応が なかった場合ほとんどの 細胞がもう死んでいる。 だから脳死を人の死と するより呼吸、脈搏が 停止してかつ瞳孔に 光を当てて反応が なかったときに人の死と するほうがよく正確だ。 無駄に命を延ばすより 安らかに世を去るべきだ。 人工的に生きるより 自然に死んだほうがよい。 |次:  僕は心の美しい女性を好む |前:  自分と人の心は別でない |English:  Brain-dead People Live

自分と人の心は別でない

我の心をよく知る者は我だろう。 もちろん人の心は理解できないと いうわけでなくそれは程度の問題だ。 人の心はごく僅かしか分からない。 しかし自分の心はとてもよく分かる。 そして自分の心を知ったときにだけ 初めて人の心が理解できるのだ。 我の心と彼の心が違うのは 視点であってその本質は変わらない。 体から見て自分と人は別々だ。 しかし自分と人の心は別でない。 それらは同じものの異なる側面だ。 そうだからこそ人は互いに理解して 愛し合ったり信じ合ったりできるのだ。 我の心をよく知る者は我だけで なく他の人の心をもよく知るだろう。 |次:  脳死は人の死ではない |前:  自由は善悪の前提だ |English:  Know Yourself

自由は善悪の前提だ

自由があって善があり 自由があって悪がある。 もしも自由がなかったら 善はなくまた悪もない。 例えば金は人間を 喜ばせまた苦しめる。 その善悪は金になく 金を使った人にある。 金に自由はないからだ。 また薬にも善はなく それを使った人にある。 また剣にも悪はなく それを使った人にある。 つまり自由は善悪の 前提となる概念だ。 ところで人は万物の 中で最も自由だが そのため善になりやすく しかし悪にもなりやすい。 だから人には道徳や 倫理や法が必要だ。 人間だけが善を取り 悪を去ろうと努力する。 |次:  自分と人の心は別でない |前:  人は心で生きる |English:  You Need Law and Morality

人は心で生きる

人間は何を頼りに生きてゆくのか。 目に見えるものを頼りに生きてゆこうと する人が多いがそれは全てではない。 なぜならば生まれつき目が見えない人も いるからでそういう人は目に頼らない。 さらに目は確かな物を正しく人に 示すとはかぎらず時に人を欺く。 幻覚や蜃気楼など人間の目が 無いものを見ることは世にありふれている。 だから目はあまり頼りにならないものだ。 それならば目をも含めた五官全ては 人間にとって頼りになるものなのか。 人間は五官全てで感覚される 物よりも大切にしているものがある。 愛、正義、知恵、徳、仏、神は非常に 人間が大切にしているものなのに 五官では捉えられない概念なのだ。 人間の大事なものは心によって 本当の意味で我らのものになるのだ。 結局は五官全てで感覚された ものもまた心によって感じ取るので 人間は心によって生きるのだろう。 |次:  自由は善悪の前提だ |前:  物質は魂の影響を受ける |English:  Your Soul Knows Everything

物質は魂の影響を受ける

魂は物でないので 魂に物質的な 証明は与えられない。 しかしその逆は可能だ。 物質は魂による 影響を大きく受ける。 その例として生き物は 細胞が日々入れ替わり 一瞬の間も同じ 状態でいることがない。 だが人は人、犬は犬、 猫は猫、うさぎはうさぎ、 このように同じ姿で あるということは背後に 魂が存在すると いうことをあかししている。 また物は素粒子という 最小の単位から成り 素粒子が出たり消えたり することは確かめられた。 素粒子は出たり消えたり するのだが物は異なる。 このように物質だけで 物事は説き明かせない。 特にごく小さな物を 見たときに全ての物は 一瞬も同じ姿を とどめないことが分かるが このことは物の背後に あるものを暗示している。 もしもこの移ろってゆく 世の中で確かなものを 見たのならそれはまさしく 存在のイデアすなわち 魂と呼ばれるものだ。 |次:  人は心で生きる |前:  心が脳の原因だ |English:  The Material World Is Mortal

心が脳の原因だ

心は脳の働きか。 脳は心といえるのか。 心と脳の関係は 人のすなおな感じでは 心のほうが中心だ。 人にとっては脳よりも 心のほうが直接だ。 確かに脳も何らかの 働きはしているだろう。 しかし心は脳よりも はるかに強く人間に 訴えかけてくるものだ。 だから普通に考えて 心が脳の原因だ。 これを逆さに考えて 脳を心の原因と するのは人の感覚や 考え方になじまない。 脳の一部に電流が 生じて人が喜ぶか。 逆に心が喜んで 脳に電気が走るのだ。 脳の一部に電流が 生じて人が悲しむか。 逆に心が悲しんで 脳に電気が走るのだ。 いくら心の観測が できないからとぼやいても それを結果と原因を 入れ替えさせる正当な 理由にできるはずがない。 心は脳の働きと する考えは観測を 重く見すぎる現代の 科学者たちの誤りだ。 心と脳は別なのだ。 心と脳の関係は 無論心が中心だ。 |次:  物質は魂の影響を受ける |前:  心が物をあらしめる |English:  Your Soul Makes Emotions

心が物をあらしめる

物は確かな存在か。 この質問に現代の 物理学者はノーと言う。 なぜなら物をあらしめる とても小さい素粒子が 出たり消えたりするからだ。 出たり消えたりする物が 全物質の基礎なのだ。 だから全ての物質に 確かな物は何もない。 しかし全ての物質を 確かなものと思うなら それは心の働きだ。 あると心が思うから その物質はそこにある。 ないと心が思うなら その物質はそこにない。 心が物をあらしめる。 心が物の基礎なのだ。 |次:  心が脳の原因だ |前:  時は心の産物だ |English:  Materials Are Weak

時は心の産物だ

心は時を遡り 過去の世界をかいま見る。 または心は時を超え 未来の人と握手する。 過去とはすでに過ぎ去った くすんだ色の思い出だ。 未来とは手を伸ばしても 感触がない幻だ。 過去と未来は人々の 心の中にあるものだ。 現にあるのは今だけだ。 過去も未来も今はない。 しかし心は現在を 過去と未来に挟まれた 過ぎ行くものと意識する。 体は今にあるのだが 心は前と後を見る。 もう亡くなった人々も まだ生まれない人々も 今生きている人々の 心の中に現れる。 時は心の産物だ。 心は時を行き来する。 言い換えるなら永遠の 時を心は生きている。 |次:  心が物をあらしめる |前:  人は信じて成長する |English:  Only the Present Is Real

人は信じて成長する

人間の精神はどの生き物よりもはるかに伸びる。 人間は信じることでその精神を大きく伸ばす。 人類は信じることで精神的な成長を得た。 地動説、引き合う力、相対性の原理のどれも 見付かった時は確かに証明されていなかったので 人々のするべきことは信じることのほかになかった。 人々が信じたために証明もまた可能となった。 初めから証明されている法則は存在しない。 どのような原理、理論も初めは信じそれからあかす。 自らの理解を超えたものを信じることができれば 人間の認識力は無限に伸びて神に近づく。 そのうえで信じたものが確かなのかを調べるために 考える力も人は多少なりとも皆持っている。 考えることと信じることで無限に向上できる。 考えることと信じることをするのは人間だけだ。 |次:  時は心の産物だ |前:  人はもともと善人だ |English:  Theories Are First Believed

人はもともと善人だ

この世では他の人たちの 思ったことが分からない。 だからたびたび誤解して 疑心、疑念をつのらせる。 そしてだんだん他の人が 信じられなくなってくる。 このようにして人間は 初めて悪に染まるのだ。 つまり誤解が原因で 悪が生まれてくるわけだ。 ただしささいな誤解なら 悪を生み出すことはない。 強い誤解を抱かせる きっかけはうそ、偽りだ。 うそ、偽りは人間の 悪の最初のステップだ。 うそ、偽りがなかったら この世に悪はないだろう。 善人は皆正直で 悪人は皆うそつきだ。 経験がこのことのよい 証拠となっているはずだ。 人はもともと善人だ。 子供がそれをあかしする。 人はもともと善だから 信用される価値がある。 うそ、偽りを語らずに 子供心を忘れずに 人を信じて生きるなら 至福の時が訪れる。 よい生き方は簡単だ。 誰でもできることなのだ。 |次:  人は信じて成長する |前:  人を富ませて資産を殖やせ |English:  Be Childlike

人を富ませて資産を殖やせ

資産を殖やす方法は まめに仕事をすることだ。 ふつう仕事というものは 誰かの役に立っている。 逆に誰にも益しない 仕事はいずれ消えてゆく。 消える仕事で稼ごうと しても資産はたまらない。 人に役立つ仕事こそ 資産を殖やす近道だ。 人に役立つ仕事ほど 資産は速く増えてゆく。 自分と人の両方に 役立つことが商売だ。 自分の冨が欲しければ 人を富ませてやることだ。 多くの人を富ませれば 大財閥のオーナーだ。 資産を殖やす方法は 人を富ませることにある。 |次:  人はもともと善人だ |前:  幸せを思った人が幸せだ |English:  Work Is Helpful

幸せを思った人が幸せだ

人は皆 幸せに なるために 生きている。 幸せに なることが 人生の 目的だ。 私は 幸せだ。 このように 思うなら どのような 環境に あろうとも その人は 幸せだ。 幸せを 思ったら 幸せは やってくる。 幸せに なれるかは 自らが 決めている。 私は 幸せだ。 このように 言うことが 幸せの 始まりだ。 |次:  人を富ませて資産を殖やせ |前:  霊を見た人は多い |English:  You Decide If You Are Happy

霊を見た人は多い

古今東西霊を見たとの報告は 数多くありそれは今後も変わらない。 特に釈尊、イエスキリスト、ムハンマド、 ソクラテスなど偉人、賢人、聖人が 霊を見たとの報告をしていることを 疑い深い人たちはよく知るべきだ。 疑い深い人たちは言う、それは皆 昔のことで今は霊などないのだと。 けれどもこうも言えよう、偉人、聖人は 昔はいたが今は彼らに会えないと。 獣は霊を見られないうえ分からない。 霊を見られる人は進んだ生き物だ。 もちろん今も霊を見られる人はいる。 そしておそらくそれは今後も変わらない。 なぜこのように霊を見たとの報告が 古今東西尽きることなく聞けるのか。 迷信ならばとっくに消えていいはずだ。 真実だけが久しい時に耐えられる。 洋の東西、古今を問わず霊はいる。 それに保証を与える人は多いのだ。 |次:  幸せを思った人が幸せだ |前:  魂が人を尊くする |English:  Some People See Spirits

魂が人を尊くする

なぜ人命は尊いか。 なぜ人権は必要か。 なぜ人間は大切か。 なぜ殺人は悪いのか。 なぜ人は死を嘆くのか。 人の命の尊さは 肉体からは出てこない。 人に宿った魂が 人を尊くさせるのだ。 なぜ人命は尊いか。 その魂がよいからだ。 なぜ人権が必要か。 その魂にふさわしく 生きてゆこうとするからだ。 なぜ人間は大切か。 その魂が生き物の 中で最もよいからだ。 なぜ殺人は悪いのか。 体とともに魂が 傷つくことがあるからだ。 なぜ人は死を嘆くのか。 その魂にもう二度と 会えないことがあるからだ。 人の命は物質を はるかに超えた価値がある。 それこそ正に人間が 物質的な存在で ないことのよい証明だ。 人の命の尊さは その魂に由来する。 |次:  霊を見た人は多い |前:  心を見詰めた人が魂を知る |English:  Life Is Holy

心を見詰めた人が魂を知る

魂を見る方法は今も昔もたった一つだ。 それはただ己のうちをじっと見詰めることにあるのだ。 自らの心の奥を観察するといってもいいし 自らの思ったことを省みるとも言い換えられる。 要するに自分の心、思い、意識を見詰めなければ 千年の時を経ようと魂を知ることはできない。 外界の物を愛して真の自分を捨てていないか。 魂を見る方法は内面をよく見詰めることだ。 |次:  魂が人を尊くする |前:  今の科学は古くなる |English:  Your Soul Is Yourself

今の科学は古くなる

今の科学で万物を 解き明かせると思ったら 彼は愚かな抜け作だ。 科学は日々に進歩する。 今の科学は古くなる。 過去の科学は現在の 科学から見ておかしいが 今の科学は将来の 科学から見て変なのだ。 つまり科学が進歩して いるうちはまだ完全に 信用してはならぬのだ。 今の科学で万物を 解き明かせると思ったら 彼は愚かな抜け作だ。 |次:  心を見詰めた人が魂を知る |前:  命は魂だ |English:  Modern Science Is Not Perfect

命は魂だ

命の核は魂だ。 魂が手を挙げようと 思うから手が挙がるのだ。 魂が目を開こうと 思うから目が開くのだ。 もし魂がなかったら 機械のように人間は 自動で生きてゆくだろう。 魂がこう思うから 肉体がこう動くのだ。 魂がそう思うから 肉体がそう動くのだ。 魂がああ思うから 肉体がああ動くのだ。 それらは脳の働きに すぎないと言う人たちは 一度今にも死にそうな 体験をしてみるといい。 脳がいっとき活動を やめているとき魂は 体の外にいるだろう。 死が近づくと魂は 体の外に行きたがる。 死は完全に魂が 体から出ていることだ。 魂のない肉体は 生命のないしかばねだ。 だから命は魂だ。 生き物は皆魂に よって命を受けたのだ。 |次:  今の科学は古くなる |前:  世界には意志がある |English:  Your Soul Controls Your Body

世界には意志がある

この世界には誰かによって形成された跡がある。 形成された跡とは物や数や力の法則だ。 法則はただ誰かによって形成されたものにある。 偶然できたものは確かな法則がなくでたらめだ。 さいころの目が出る順番は法則がなく偶然だ。 たださいころを振るとき何か細工をすればまた別だ。 さいころの目が出る確率は法則があり一定だ。 なぜなら人がその確率を一定にしているからだ。 この世界にも多くの時と所で事の確率が 一定になるさいころがありそれは誰かに作られた。 この世界には確かな意志と目的があり人間は 自然を深く調べることで世界の意志を知るだろう。 |次:  命は魂だ |前:  眠りと死は似ている |English:  Nature Is a Creation

眠りと死は似ている

寝ている人はあたかも死んでいるようだ。 しかし体が温かいので生きている。 寝ている人は仮死状態にあるようだ。 人に限らず動植物もよく眠る。 生きるためにはよく寝ることが大切だ。 体が疲れくたびれたから眠るのか。 しかし体を休めていても眠くなる。 すると心がくたびれたから眠るのか。 心は長く肉の体につながれて くたびれたので夜の間に体から 放れて夢の世界で羽を伸ばすのだ。 けれども朝になれば体に戻るので 脳の一部は寝ているときも機能して 死なないように体の維持を図るのだ。 寝ている人と死んだ人とは異なるが 心が肉の体にないという点で 同じだしまた一見すると似てもいる。 つまり眠りは短い死だといってよい。 反対に死は長い眠りといえるのだ。 |次:  世界には意志がある |前:  己のうちに全てがある |English:  Sleep Is a Short Death

己のうちに全てがある

己のうちを見詰めれば そこには他のものがあり そこには過去のものがあり そこには後のものがあり そこでは神が統べている。 さらに己を見詰めれば 自分が神の一部だと 気がつく時が来るだろう。 心はとわにあり続け 思いは神に結びつく。 深い心で生きてゆけ。 清い思いで生きてゆけ。 己のうちを見詰めれば そこに全てが現れる。 |次:  眠りと死は似ている |前:  人には安らかに死ぬ権利がある |English:  There's Everything in You

人には安らかに死ぬ権利がある

人間は安らかに死ぬ権利があるが ほとんどは病気や事故で苦しんで死ぬ。 死ぬことは霊が体を見捨てることだ。 肉体の寿命が尽きてこの世に用が なくなった時が理想の死に際だろう。 人間は本来痛むことも苦しむ こともなく安らかに死ぬことができるが そのために己のうちに宿った霊が しっかりとしていることがとても大事だ。 霊がよく目覚めていれば安らかに死に 霊がまだ眠っていれば苦しんで死ぬ。 死ぬときの様子を見ればだいたい分かる、 その人がこの世で何をつかんだのかが。 |次:  己のうちに全てがある |前:  思いが物を作る |English: Death Shows Human Nature

思いが物を作る

思いが物を作り出す。 車は速く走ろうと する思いからできている。 時計は時を計ろうと する思いからできている。 楽器は音を鳴らそうと する思いからできている。 思いがないと物はない。 もう要らないと思ったら 物は壊され捨てられる。 思いが物を創造し 思いが物を破壊する。 人も思いでできている。 世にありたいと思ったら 生きてゆこうとするのだが 死んでもいいと思ったら 病気になって死に至る。 強い思いは常識を 超えた奇跡を呼び起こす。 例えば海が引き裂かれ 例えばマナが降り注ぎ 例えば死者がよみがえる。 聖書の中に記された 奇跡は強い思いから 引き起こされたものなのだ。 思いが物を作り出し 思いが事を引き起こす。 物と事とが全てだが 思いによってそれはある。 |次:  人には安らかに死ぬ権利がある |前:  命は神の一部だ |English:  Wishes Make Things

命は神の一部だ

命とはかけがえのない尊いものだ。 なぜならば神が命を与えたからだ。 神だけが命を高め尊くできる。 なぜならば命は神の一部だからだ。 命とは魂または霊とも呼ばれ 肉体が滅びてもなお光を放つ。 |次:  思いが物を作る |前:  忘却は疲れを癒やす |English:  Life Is Part of God

忘却は疲れを癒やす

世の人々は覚えることに熱心だ。 ふうふういって雑情報を記憶する 知識人には心休まる暇がない。 だが本当に大切なのは忘却だ。 賢い人は忘れることで日常の 疲れを癒やし心豊かに生きている。 |次:  命は神の一部だ |前:  神は宇宙の意思だ |English:  Forgetting Gives Comfort

神は宇宙の意思だ

全ての物に無駄はない。 世にある物は何らかの 意味を必ず持っている。 およそこの世にある物で 他の存在と関わりを 持たない物は何もない。 この世の物はあるだけで 周りの物を変えている。 変えられたその物もまた 周りの物を変えてゆく。 物は互いに影響し 大宇宙をも変えてゆく。 宇宙の物は人間の 臓器、血管、神経の 働きに似てそれぞれの 個性によって全体を 維持するようにできている。 人には意思があるように 宇宙にもまた意思がある。 宇宙の意思を神という。 |次:  忘却は疲れを癒やす |前:  宇宙に偶然はない |English: One Changes All

宇宙に偶然はない

必然はある出来事の 原因と結果がすでに 明らかなことを表し 偶然はある出来事の 原因と結果がいまだ 分からないことを表す。 必然と呼ぶ出来事は なぜそれが起こったのかが はっきりと分かっているが 偶然と呼ぶ出来事は なぜそれが起こったのかが はっきりと分かっていない。 現在の科学者たちは 勉強が足りないために 偶然の宇宙を語り 将来の科学者たちは 勉強が進んだために 必然の宇宙を語る。 科学とは一見すると 偶然に見えることから 法則を探し出すこと、 偶然と言うことにより 法則を探し出すのを 諦めている科学者は 科学者の名前を捨てよ。 本当の科学者ならば 偶然に見えることから 必然という法則を 明らかにするはずである。 |次:  神は宇宙の意思だ |前:  万物は一つだ |English:  God Is Wise and You're Foolish