人は五感を超えている

人は五感を超えている。
例えば寺や教会や
神社に行くと荘厳で
かつ神聖な雰囲気を
感じるけれど五感では
捉えられないものだろう。
また真夜中の墓場には
命の危機はないけれど
そら恐ろしく気味悪い
五感を超えたものがある。
また直感で他の人の
心を読めるときがある、
特に親しい相手なら
それが容易にできるはず。
見えないけれど分かるもの、
聞けないけれど分かるもの、
嗅げないけれど分かるもの、
味わえないが分かるもの、
触れられないが分かるもの、
それがいわゆる魂だ。
人は体に魂が
宿って生きてゆけるのだ。
五感を超えた魂が
命の主体、核心だ。

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